最近、コンビニで商品を握りつぶす行為を撮影した動画がSNSで拡散され、多くの批判を浴びています。この映像では、ある人物がコンビニの商品を次々と握り潰し、再度商品棚に戻す様子が映し出されており、1900万回以上再生されています。特におにぎりやサンドイッチ、デザートなどの食品が力強く握り潰される場面は、多くの視聴者に不快感を与えています。
この行為に対する反響は大きく、「食べ物を粗末にするなんて許されない」「お店に迷惑をかけるのはやめてほしい」といった声が相次いでいます。動画を投稿したのは「握る君」と名乗る人物で、アカウントのプロフィールには「拳を握りしめることで生活してます」と書かれています。
専門家は、この迷惑行為が法的に問題になる可能性があると指摘しています。商品を購入していない場合、その行為は「寄物損害罪」や「業務妨害」に該当する可能性があり、懲役や罰金を科せられることもあると説明しています。また、握りつぶされた商品が購入したものであるかどうかによって、適用される法律が変わることもあるとのことです。
さらに、映像にはスマホ投資ビジネスを紹介する内容が含まれており、この動画の目的については「炎上法」と呼ばれる手法が使われている可能性もあると考えられています。目立つ行動がSNSで拡散されやすいため、ビジネスへの勧誘が目的であるという見解もあります。
ファミリーマートは、今回の動画について認識しており、「誠に遺憾であり、このような行為を断じて容認できません」とのコメントを発表しました。今後、店舗を特定次第、警察への相談を含めて厳正に対処していく方針を示しています。
このような迷惑行為が社会的に問題視される中、SNS上での反響はますます大きくなっています。食品を大切にする観点からも、このような行為が再発しないことを願うばかりです。