2025年に開催される大阪万博の外食パビリオンが、初めてその内部を公開しました。このパビリオンは「天下の台所」として知られる道頓堀川をテーマにデザインされており、天井にはお好み焼きや通天閣のモチーフが描かれています。日本の多様な食文化を世界に発信することを目的としたこのパビリオンでは、約8つの日本企業が出展し、来場者に日本食の魅力を伝えます。
外食パビリオン「宴」の1階にはフードコートが設けられ、出店する店舗は期間中に入れ替わる仕組みとなっています。中でも、伊東ハムが提供するお好み焼き風のハンバーガーや、青森県の特産品を使用したおにぎりが注目されています。これらのメニューは、地域の食材を活かしたものであり、訪れる人々に日本各地の味を楽しんでもらうことを狙っています。
さらに、2階では作道や寿作など、日本の食文化を体験できるスペースも用意されており、来場者は実際に手を動かしながら日本の食の奥深さを学ぶことができます。外食パビリオンは、毎日午前9時から午後9時まで営業しており、万博期間中は多くの人々で賑わうことが期待されています。
この取り組みを通じて、日本の食文化が国内外でより一層認知されることを願っています。万博に訪れる人々にとって、外食パビリオンは日本の豊かな食の魅力を体感できる貴重な場所となることでしょう。