経済的損失は約24兆円に…ロサンゼルス大火災で150平方キロメートル焼失・死者は11人 バイデン大統領「死者数は増える可能性が高い」

アメリカ・ロサンゼルスで発生した大規模な山火事によって、少なくとも11人が死亡し、150平方キロメートル以上の土地が焼失しました。経済的損失は日本円で約24兆円に達する見込みで、今後更に被害が拡大する恐れがあります。

 

現地の観察員によると、死亡した11人の中には、66歳の男性が自宅で火傷と煙を吸い込んで亡くなったケースも含まれています。また、多くの人々の安否が確認できていないため、死者数がさらに増える可能性が高いとされています。この事態を受けて、バイデン大統領は「死者数は増える可能性が高い」との声明を発表しました。

 

火災が発生した当初、一部地域では消火活動に必要な水が十分に供給されなかったという問題が報告されており、カリフォルニア州知事は独立した調査を行う意向を示しました。これにより、火災の原因や消火活動の遅れについての詳細が明らかにされることが期待されています。

 

気象予報会社のアキュウェザーによると、山火事による経済的損失は最高で1500億ドル、つまり日本円で約23兆6500億円に達する可能性があるとしています。現地では、すでに150平方キロメートルが消失しており、被害はさらに拡大する見通しです。

 

ロサンゼルスの住民たちは、火事の影響を受けた地域から避難を余儀なくされ、多くの家屋やビジネスが消失しています。地元のコミュニティは、支援の手を差し伸べるために団結し、被災者の救助活動が行われています。

 

このような状況において、今後の天候や風向きが火災の拡大に与える影響が懸念されており、消防当局は引き続き警戒を強めています。ロサンゼルスの大火災は、自然災害の脅威を再認識させると共に、被災地の復興に向けた取り組みも急務となっています。今後の進展に注目が集まります。

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