「塗る耐震」で世界へ 独自塗料で犠牲者0目指す【NIKKEI NEWS NEXT】

「塗る耐震」で世界へ 独自塗料で犠牲者0目指す 日本のスタートアップ企業アスターが開発した新しい耐震塗料が、世界中の地震による被害を軽減する可能性を秘めています。地震は日本だけでなく、世界中で頻繁に発生しており、多くの国々で建物の脆弱性が深刻な問題となっています。特に、レガ(祖籍像)と呼ばれるレンガや石を積み上げた住宅は、安価であるものの地震に対して非常に弱いことが課題とされています。 アスターの耐震塗料は、二つの材料を組み合わせることで耐震性を高めています。具体的には、水性の塗料に引っ張り強度の高いガラス繊維を混ぜ込むことで、建物の強度と変形能力を向上させる仕組みです。この塗料をレガに塗布すると、実験において阪神大震災級の振動を与えても崩れることはありませんでした。この技術は、塗料の形状を保ちながら、誰でも簡単に塗ることができる特性を持っています。 アスターは、CEOの鈴木氏と共同創業者の山本氏が、災害に対する意識を持つ静岡県と高知県出身であることからスタートしました。両者は東京大学で地震防災に関する研究を行い、その知見をもとに耐震塗料の開発を進めました。アスターの耐震塗料は、特に地震被害が多い地域において、住宅の安全性を向上させることを目指しています。 世界の人口の約6割がレガを使用しているため、この塗料の需要は非常に高いとされています。過去の地震による被害の8割以上がレガの崩壊によるものであり、アスターの技術は特に途上国だけでなく、先進国でも活用できる可能性があるとされています。2024年には、7カ国をターゲットにした新規開拓を進める予定で、イタリアの地震被害をきっかけに、先進国市場にも注力しています。 アスターの耐震塗料は、施行後約10年の保証期間を持っており、実際には20年以上の耐久性を持つケースもあるとされています。表面的な劣化ではなく、内部の強度が持続的に向上する特性も魅力です。特に、耐震塗料は見えない部分に隠れている機能性を持ち、プライマーを下塗りし、その上に耐震塗料を施してから、好みの色で仕上げることができます。 現在、地震が頻発する地域において、アスターの技術がどのように世界中で広がっていくのか、今後の展開が注目されています。

松坂桃李「まるで“赤ひげ”のよう!」髭をたくわえた役所広司の姿に驚き! 映画『雪の花 ーともに在りてー』

映画『雪の花 ーともに在りてー』が注目を集めている中、主演の松坂桃李が役所広司の髭姿に驚きを隠せない様子が話題となっています。映画のストーリーは、かつて無名の町で死に至る病に立ち向かった主人公の物語であり、彼がどのようにして日本を救ったのかを描いています。 松坂は、役所の髭がまるで「赤ひげ」のようだと感想を述べ、彼の存在感に圧倒されている様子を見せました。役所広司は、映画の中で命を運ぶ医師を演じており、その役作りの一環として髭をたくわえています。この髭は、彼のキャラクターに深みを与える重要な要素となっており、多くの観客がその変化に驚いているようです。 映画『雪の花 ーともに在りてー』は、医療の現場で奮闘する人々の姿を描くことで、命の大切さや人間の絆を強く訴えています。役所広司の演じるキャラクターは、単なる医師ではなく、病と闘う人々の希望の象徴として描かれています。この作品は、観客に深い感動を与えることが期待されています。 また、松坂桃李のコメントからも、映画が持つメッセージ性の強さが伝わってきます。彼は、この映画を通じて多くの人々に勇気を与えたいと語っており、役所の演技によってそのメッセージがより一層際立つことを期待しています。 『雪の花 ーともに在りてー』は、医療の現場での厳しさや人々の絆を描いた作品として、多くの観客に感動を与えることでしょう。役所広司の髭姿は、その作品の重要な要素として記憶に残ること間違いありません。公開が待ち遠しい限りです。

海上自衛隊の爆破訓練中に出火 現在も延焼【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2025年1月18日)

広島県江島市で海上自衛隊の訓練中に発生した火災が、現在も延焼を続けています。1月17日、長浜射撃場付近で行われていた機雷の爆破処理訓練中に火が上がり、周囲に白い煙が立ち込める様子が確認されました。火災の発生直後、周辺住民に対して自主避難が呼びかけられ、近隣の高齢者施設からは約260人の利用者と従業員が安全な場所へ避難しました。 防災無線の通報によると、当初火は山の向こう側で確認されたものの、風向きの変化によって火の勢いが増し、1時間後には大きな火柱が立ち上がる状況となりました。広島県は災害派遣を請求し、自衛隊と連携して水の空中散布などの消火活動を行っています。 現時点で、火災による怪我人や住居への被害は確認されていないものの、避難した住民たちは早期の鎮火を願っています。消火活動は依然として続いており、ヘリコプターによる消火作業がまもなく再開される予定です。地域の安全を守るための取り組みが急がれる中、関係機関は事態の収束に向けて全力を挙げています。