
【広島・江田島市”山火事“】海上自衛隊の爆破訓練で出火か…付近の約150人が避難
広島県江田島市で発生した山火事が、海上自衛隊の爆破訓練と関連している可能性があることが報じられています。火災は午前9時40分頃に発生し、炎は赤く燃え盛り、白い煙が空高く立ち上っています。現場では、最初に確認された火点が複数存在し、山の二箇所が燃えている様子が確認されました。火災発生から8時間以上が経過した現在も、火勢は衰えることなく拡大しています。 火災が発生したのは、広島県江田島市にある海上自衛隊の長浜射撃場に隣接する山中です。この地域には老人ホームや住宅が点在しており、約150人の住民が避難を余儀なくされています。特に、避難対象の中には老人ホームの入居者が含まれており、周囲の住宅に迫る火の手に対する不安が広がっています。 現場の住民は、火の勢いがすごく、家族の安全を心配している様子が伺えました。また、気象条件として乾燥注意報が発令されており、火の取り扱いには細心の注意が必要とされています。 海上自衛隊によると、火災発生時に行われていた訓練は海の地雷を除去することを想定したもので、本来は海中で行うべきものでしたが、陸上の射撃場で爆薬を使用していたとのことです。この訓練が火災の原因となった可能性があり、現在、防衛省は訓練と火災の関連性について調査を進めています。 火の勢いは増しており、陸上と空から消火活動が続けられています。地元住民は、迫る火の手に対する恐怖と不安を抱えながら、状況の改善を願っています。今後の動向に注目が集まります。

【全文】拘束された尹大統領が談話「流血避けるため出頭応じた」
韓国の尹大統領が拘束された中で発表した談話について、国民に向けて感謝の意を表しながらも、現状の法制度に対する懸念を示しました。尹大統領は、「尊敬する国民の皆さん、元気にお過ごしでしょうか。私を応援し、多くの支持を送ってくださったことに心から感謝します」と述べました。 彼は、現在の韓国において法が崩壊していると指摘し、捜査権のない機関が令状を発付し、司法の権威が疑問視される事態を憂慮しています。具体的には、捜査機関が虚偽の文書を発行し、国民を欺くという不法行為が行われていると訴えました。また、無効な令状に基づく圧力的な手続きが進められていることに深い失望感を表明しました。 尹大統領は、個人的な立場からではなく、国民の安全を考慮して公正取引委員会の出頭に応じたと語りました。「不法な捜査であることは認めていませんが、暴力事件を未然に防ぐために出頭することを決めました」と述べ、出頭の背後にある動機を説明しました。 また、彼は「韓国の憲法と法体系を守る大統領として、このような不法で無効な手続きに応じることが法の承認ではなく、国民を守るための行動である」と強調しました。さらに、特に若者たちが自由民主主義の重要性を再認識し、情熱を持って行動していることに希望を感じていると述べました。 最後に、尹大統領は、「現在は法が崩壊し、暗い時代ですが、この国の未来には希望があると信じています。国民の皆さん、どうか健康に留意し、力を持って前進してください」と呼びかけました。彼の発言は、法治国家としての韓国のあり方や、現在の政治状況について深い考察を促すものとなっています。
【ライブ】『ロス山火事』発災1周間、未だ被害の全容は見通せず/LA山火事、市長の辞任求め約13万人が署名…責任問う声相次ぐ ──ニュースライブ(日テレNEWS LIVE)
ロサンゼルス近郊のパシフィックパリセーズで発生した大規模な山火事は、発生から1週間が経過した現在も鎮圧の目処が立っていません。火事は7日に始まり、強風と乾燥した気候の影響で急速に拡大し、12日には火災面積が160平方キロメートルを超えました。現地当局によると、これまでに少なくとも24人が死亡し、行方不明者も多数存在しています。 火事の発生に伴い、約3万人に避難命令が出され、多くの住民が急いで荷物を取りに戻る混乱が見られました。多数の建物が焼失し、経済的損失は1500億ドル(日本円で約23兆6000億円)に達する見込みです。特に、高級住宅街として知られるこの地域では、著名人の住居も被害を受けており、タレントのパリス・ヒルトンや俳優のマーク・ハミルなどが自宅から避難したことを報告しています。 火事による混乱に便乗した窃盗事件も発生しており、地元当局は治安維持のため夜間の立ち入りを制限しています。強風は今後も続く見通しであり、火の勢いが衰える気配はありません。特に、火災現場では消火に必要な貯水タンクが枯渇し、消防士たちは十分な消火活動が行えなかったと報告されています。この事態に対し、ロサンゼルス市長の責任が問われており、2024年度から2025年度の消防局予算を27億円以上削減したことが批判されています。 さらに、専門家たちは地球温暖化が極端な乾燥を引き起こし、山火事のリスクを高めていると警告しています。今後、火災の拡大を防ぐための対策が急務とされています。バイデン大統領はこの火事を「過去最悪の火災」と表現し、30機以上の消防ヘリや400人の消防士を現地に派遣したことを明らかにしました。 現在も被害状況の把握が進められており、安否不明者の捜索活動が続いています。地域住民やボランティアによる支援活動も広がっており、被災者への衣類や寝具の提供が行われています。ロサンゼルスの山火事は、住民と地域社会に深刻な影響を及ぼしており、今後の動向が注目されています。