韓国・ユン大統領逮捕で…ここ5代の大統領のうち“無傷”なのはムン・ジェイン氏のみ 不祥事相次ぐ背景に大統領の“強すぎる”立場【サンデーモーニング】|TBS NEWS DIG

韓国のユン大統領が逮捕されたことにより、歴代大統領の中で「無傷」とされるのはムン・ジェイン氏のみという衝撃の事実が浮かび上がっています。これは、近年の韓国政治における不祥事が次々と明るみに出る中での出来事であり、韓国社会に大きな波紋を広げています。   ユン大統領は、原職の大統領として初めて逮捕された人物であり、現在はソウル高知所にある独房に収容されています。この独房は狭く、トイレやテレビ、寝具などが備わるものの、居住空間はおよそ6畳ほどです。この場所には8年前にパク・クネ元大統領も収容されていたと言われています。   韓国の歴代大統領の多くは、在任中または退任後に不祥事に巻き込まれ、法的な問題に直面しています。パク元大統領は財閥からの巨額な賄賂を受け取ったとして逮捕され、イ・ミョンバク元大統領も同様の理由で有罪判決を受けました。また、ノ・ムヒョン元大統領は不正資金疑惑の捜査を受ける最中に自ら命を断つという悲劇を迎えました。それに対し、ムン・ジェイン氏は現在まで無傷であることが際立っています。   このような状況を背景に、韓国大統領の「強すぎる」権限が問題視されています。大統領は首相を任命でき、法案の拒否権を持ち、さらには軍の最高指揮権までをも有しています。このような権限が集中することで、家族や側近に対する牽制が難しくなり、不祥事が起きやすくなるのです。   また、韓国では政権交代を狙う反対勢力からの批判が常に存在し、保守派と進歩派の間で激しい対立が続いています。最近の調査では、ユン大統領の逮捕後、与党「国民の力」の支持率が回復し、野党「共に民主党」を上回る結果となりました。このような支持率の変動について、韓国政治の専門家は、国民が不満を抱えつつも、過去の政権に対する怒りの感情が分散していることが影響していると分析しています。   ユン大統領の今後については、内乱罪などの罪での審判が進む中、憲法裁判所が有罪と判断すれば失職し、60日以内に次の大統領選挙が行われることになります。一方、野党共に民主党のリーダーであるイ・ジェミョン氏も現在、複数の罪に問われており、政治の混乱が続く中で次期大統領の選出がどのように進むのか注目されています。   韓国の政治が抱える問題は、与野党双方にとって厳しい状況を生み出しており、今後も社会の混乱が続く可能性があります。国民は、保守派と進歩派の確執が続く中で、政治の透明性と安定を求める声を高めていくことでしょう。

日本最高齢115歳女性 平均年齢83歳の“子ども”に長寿の秘訣聞いてみた 太宰治が同じ年生まれ “ご長寿ジュース”レシピ公開

岐阜県都市に住む林岡さんが、115歳という驚異的な年齢を迎えました。彼女は現在施設に入所しているものの、先日行われた新年会において、子どもたちと共にその長寿の秘訣を語りました。林岡さんは、超高齢社会の象徴とも言える存在で、彼女の子どもたちも平均年齢83歳という驚きの数字を記録しています。 林岡さんは、199歳米国省の長女として生まれ、名作『走れメロス』の作者である太宰治と同じ年に誕生しました。彼女の人生は、明治から令和までの5つの元号を超え、多くの歴史的出来事を目の当たりにしてきました。特に、子ども時代には米騒動に遭遇した経験を持ち、家族を守るために親戚の家に避難したこともあるそうです。 現在、林岡さんは22人の孫、28人のひ孫を持ち、さらに13人の曾孫がいるという大家族の中心的存在です。彼女の意志疎通能力や食欲は衰えを知らず、穏やかな性格が印象的です。子どもたちは「母の声を大きくしたことがない」と語り、彼女の大らかな性格が長寿の一因であると考えています。 長寿の秘訣について、林岡さんは「歩くこと」を挙げました。70歳を超えてからも、岡崎城に出かけるなどアクティブな生活を続けていたそうです。また、食生活にも注目が集まります。90代まで同居していた七男の夫婦によると、林岡さんはカレーライスを好み、特に鶏肉のチキンカレーをよく作って食べていたとのことです。さらに、野菜をたっぷり使った味噌汁も欠かさなかったそうです。 林岡さんが特にこだわっていたのは、自家製の野菜ジュースです。彼女は毎日自分で作ったジュースを飲んでおり、そのレシピが特別です。材料はキャベツの外側の葉、小松菜、セロリ、パセリ、リンゴ、バナナなどで、作り方はシンプル。全ての材料をミキサーにかけ、レモン汁と牛乳を加えるだけで完成します。 スタジオでは、その林岡さん直伝の野菜ジュースを試飲する場面もありました。参加者は「甘くて飲みやすい」とその味を絶賛しました。林岡さんの健康的な生活習慣は、今後も多くの人々に影響を与えることでしょう。彼女の長寿の秘訣は、健康的な食生活とアクティブなライフスタイルにあることが改めて確認されました。

【中居正広さん“女性トラブル報道” 】フジテレビ社長 会見で謝罪「対応が適切だったのかどうかと思うところもある」/「ザ!世界仰天ニュース」司会降板発表/親会社の株主「激怒」など【ニュースまとめ】

フジテレビ社長の港高一氏が、タレントの中居正広さんに関する女性トラブルの報道について記者会見を開き、謝罪しました。この会見は、2023年6月に発生したトラブルが報じられた後初めてのものであり、社長は視聴者や関係者に多大なご迷惑をおかけしたことをお詫びしました。 港社長は、中居さんとのトラブルについて、事案発生直後に把握していたことを明らかにし、会社としては極めて重要な事案として対応してきたと説明しました。しかし、報道を受けて「対応が適切だったのかどうか思うところもある」と述べ、責任を償おうとは考えていないと強調しました。さらに、外部の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げる意向を示しました。 一部の週刊誌では、トラブルのきっかけとなった食事会にフジテレビの社員が関与していたとの報道がありましたが、フジテレビは当該社員は一切関与していないと否定しています。これに対して、親会社の大株主であるアメリカの投資ファンド、ダルトンインベストメンツが激怒し、第3者委員会による調査を求めています。ダルトンはフジメディアホールディングスの約7%を保有しており、透明性を求める声が高まっています。 中居さんは、トラブルについて初めてコメントを発表し、トラブルがあったことは事実であり、既に双方の代理人を通じて解決したことも認めました。彼は、暴力行為は一切なかったと強調し、今後の芸能活動に支障はないと述べました。 また、テレビのバラエティ番組「ザ!世界仰天ニュース」では、中居さんの司会降板が発表されました。日本テレビは、様々なニュースを扱う番組の司会という役割を考慮し、総合的に判断して降板を決定したと説明しています。これにより、中居さんは今後の活動においても影響を受ける可能性があるといえます。 今回の報道や社長の会見は、フジテレビ内部での信頼回復に向けた重要なステップとなると考えられます。中居さんの今後の動向や、フジテレビの対応がどのように進展するのか、多くの視聴者や株主が注目しています。