【LA山火事】13日に近郊で新たな火災発生 略奪など相次ぎ治安も悪化

ロサンゼルスで新たな山火事が発生し、治安が悪化しているとの報道が入ってきました。13日、ロサンゼルス近郊で発生した火災は、過去の火災と同様に激しい炎を上げており、周辺地域での略奪行為が相次いでいます。地元当局によると、これまでに少なくとも20人が逮捕されています。   火災は一週間前から続いており、鎮火の見通しは立っていません。特にハリウッドやサンタモニカなど、ロサンゼルスの複数の地点で火災が発生しており、上空からの放水作業が行われています。特に注目されるのは、火災の原因として電線が関与している可能性があるという情報です。地元当局は、火災が発生した地点の調査を進めていますが、各火災の関連性についてはまだ明らかになっていません。   今回の火災によって消失した面積は164平方キロメートルに達し、これは東京ドーム約3500個分に相当します。これまでに確認された死者は24人に上り、被害の深刻さが浮き彫りになっています。ロサンゼルスを拠点に活動するテニス選手の大阪直美さんは、現在の自宅の状況について「火は私の家の3ブロック先まで迫っていました。家には娘との思い出が詰まっていますので、取り戻せないものが燃えてしまうのが心配です」と語っています。   このような状況の中、ロサンゼルス市のカレンバス市長への責任を問う声も高まっています。市民の不安が増す中、当局は早急な対策を求められています。治安の悪化と自然災害の影響が交錯する中、ロサンゼルスのコミュニティは厳しい試練に直面しています。今後の展開に注目が集まる中、被害の拡大を防ぐための取り組みが急務となっています。

【解説人語】能登半島地震から1年、地元からは「能登を忘れないで」の声 駐在記者が見た被災地

【解説人語】能登半島地震から1年、地元からは「能登を忘れないで」の声 駐在記者が見た被災地   能登半島を襲った地震から1年が経過しましたが、地元住民からは「能登を忘れないで」との切実な声が上がっています。駐在記者として能登に滞在する上田さんは、復旧の進捗とともに、被災地での人々の思いを伝えています。   上田さんは、1年という節目が外部の人々にとっては再検証の機会である一方、被災者にとっては特別な意味を持たないことを強調します。「もう1年経ったのですね」と言う声が多い中で、実際には生活は依然として厳しい状況にあります。特に、未だに体育館の避難所で生活を続けている人々や、元の家に戻れない方々が多く存在しています。   復旧の様子については、最初の頃と比べて街の風景が急激に変化していることがわかります。倒壊した建物が解体され、新しい形の街づくりが進んでいる一方で、過去の記憶が薄れていくことに対する悲しみも感じられます。特に、形が消えることで「ここに何があったのか思い出せなくなる」という声も上田さんは聞いています。   しかし、復興には多くの課題が残されています。避難所に住む人々の数は依然として多く、仮設住宅に条件があるため、家を失った方々は自宅の一部や車庫で暮らすしかない状況です。また、地域の人口は減少の一途をたどり、特に高齢化が進む中で、地域コミュニティの維持が難しくなっています。   上田さんは、地域住民が自分たちの未来を考える姿勢に注目しています。例えば、鈴の町の住民たちは、復興会議を開き、街の将来について話し合っているとのこと。地震前の50世帯100人から70人に減少した中でも、住民たちは希望を持って集まり続けています。   さらに、豪雨による新たな被害も報告されています。仮設住宅の一部が浸水したり、再度避難所に戻る人々が出るなど、復旧の道のりは依然として険しい状況です。上田さんは、今後の復興に向けて、地域の人々がどのように関与していくかが重要であると述べています。   震災から1年を迎える中で、上田さんは「元のことを忘れないでほしい」との声を多く聞いており、記者としてもこの思いを大切にしながら取材を続けていく決意を示しています。地域の未来をどう創造していくか、住民自身がどのように関わっていくのかが、これからの課題です。

「痛い痛い!」襲撃ではなく“手乗り”!? “コミュ力高め”カラスが金魚専門店に連日出現!お行儀も良く 「カラスと友達になれると思ってなかった」 香川

香川県佐木市で、金魚専門店に現れる野生のカラスが話題を呼んでいます。このカラスは、初めて目撃された際には、その大きな体が襲撃を予感させたものの、実際には全く違う行動を見せました。防犯カメラの映像に収められたのは、スマートフォンを向けられたカラスがまるでペットのように手乗りを披露する姿でした。   このカラスは、約10日前から連日金魚専門店に現れ、訪れる人々を楽しませています。驚くべきことに、金魚を襲ったり餌を取ったりすることは一切なく、むしろお行儀が良く、周囲の人々とのコミュニケーションを楽しむ姿が見受けられます。撮影者は「友達だと思っているのかもしれない」と語り、その賢さや愛らしさに感心しています。   映像の中で、カラスは撮影者に近づき、まるで彼らの心を読み取るかのように距離を詰めていきました。撮影者は「カラスと友達になれると思っていなかった」と驚きを表しつつ、カラスの行動を楽しんでいる様子が伺えます。カラスのコミュニケーション能力の高さや、他の動物と違って人間に対して友好的な態度を示すことが、今回の現象を特別なものにしています。   一見すると、カラスの行動は「襲撃」のようにも見えますが、実際にはその逆で、特に危害を加えることはなく、むしろ人々との絆を深めているのです。このようなカラスの姿は、地域の人々にとって新たな癒しを提供しており、驚きとともにコミュニケーションの大切さを再認識させる機会ともなっています。今後もこのカラスの動向に注目が集まりそうです。